続・続・最後から二番目の恋、終わっちゃいましたね。
「好きな俳優さんは誰ですか?」と聞かれたら、思わず「中井貴一さん」と答えてしまうくらい、このドラマと“長倉和平”というハマり役は最高でした。
そして、そのまわりを彩る人々もまた魅力的で、シーズン1からのファンだけに大いに盛り上がりましたけど、初見の人には伝わったかな〜。
写真は、そのドラマの舞台となった「カフェ ナガクラ」です。
——大人の憩いの場が欲しいと思ったとき、それってスナックでも、いいんじゃな〜い?
さて、本題。
スナックの店名についてです。
弊社の社名が「AfterSCHOOL」である以上、開業する店名はもちろん「スナック放課後」か「スナック アフタースクール」だと決めていました。
「やろう!」と決めた瞬間から、すでにその店名に込めた想いこそが、私たちのコンセプトそのものでした。
そう、仕事終わり(いわゆる“アフター5”?)の憩いの場。
いつまでも部室(教室でもいいけど)に残っておしゃべりしていた、あの放課後の記憶。
その“社会人版”みたいな場所。
そんな雰囲気のスナックって、いいじゃな〜い?
「もう決まりだね。迷う必要もないね」って感じで、プロジェクトは進んでいたんです。
ところがなんと、風営法専門の行政書士・渡辺さんからストップがかかりました。
↑ 面白いからリンクも貼っちゃお。
行政書士さんにはこれまでもお世話になったことはありますが、まさか「風営法許可専門」の方がいるなんて、まったくの初耳。不動産屋さんからの紹介だったんですが、まさに“餅は餅屋”ですよね。豊富な経験と勘により、なんと「店名NG」が出ました。笑
理由は、「放課後」という響き。
これは学校を連想させ、さらに“10代を働かせているのでは?”といった誤解を招きかねないとのこと。
……確かに言われてみれば、そうかもしれません。
「じゃあ“アフタースクール”ならどうですか?社名そのものなんですけど」と食い下がったものの、答えは同じでした。
う〜〜〜ん、悩みました。
いかがわしい営業をするつもりなんて一切ないし、むしろ女性客でも気軽に立ち寄れる“治安のいい店”を目指しているのに。(←これ大事!)
「実態が健全なら、名前そのままでも大丈夫なんじゃ?」とか、
「そもそも風営法の許可って本当に必要なの?」と蒸し返してしまいたくなるほど、いろんな思いが頭をよぎりました。
でも渡辺さん曰く——
警察は、数多ある店舗をすべて巡回するわけじゃない。
特に渋谷や新宿など繁華街では、違法営業の店も少なくなく、そこから“マークして”見回りをする。その際に「スナック放課後」という店名は、確実に目をつけられるとのこと。
仮に完全に適法に営業していたとしても、いわゆる“重箱の隅”をつつかれる可能性が高いそうです。(その具体的手法はここでは書きませんが〜)
ほんの些細な点ですら、徹底的に指摘されるとのこと。
その場で即対応できなければ、「後日、署に来て説明してね〜」ということになり、それがすでに“イエローカード”。
それが続けば……営業停止や刑事罰など、恐ろしい連鎖が待っているのだとか。
マジで〜〜?
こうなったら「スナック ナガクラ」にでもしましょうか。
いやダメダメ、なんの関連もないし、そこまでドラマに乗っかれない。
「スナック保健室」は?(©️某CD)
ん?悪くないぞ。保健室は会社にだってあるし、癒しを求めて訪れる場所。
ダメか〜、ちょっといかがわしさが増しちゃった。(別のサービスを提供してそう。)
ということで辿り着いた答えは・・・。
ここはやっぱりカタカナでいっときましょう。
アフタースクールのアフターは残して、(だってスクールがNGだから。泣)意味なくノリで
ニューを付けたりして。全体でもあまり意味がない感じの?
そんなこんなで誰かと被ることもなさそうな、そんな店名にしてみました。
大丈夫かな?
いろいろ感想もおありかと思いますが……ネガはシャットダウン!
もう決めましたんで。こちらでよろしくお願いします。
ロゴデザインは、隠れ放課後クリエイターの
@bonshakunage(https://www.instagram.com/bonshakunage/ ) さんでございます。
お酒は呑めないけれど、スナック文化に造詣が深いということで、
「お店にファンタを置くこと」を条件に、ネーミングの段階からご協力いただきました。
ありがとうございます!!
そう、こうして一歩一歩進むごとに、関わる仲間が増えていくのであります。
世はまさに大スナック時代——
「スナック王に、俺はな〜る!!」

2025/06/27 20:09